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令和7年度【中小企業省力化投資補助金】の主な変更点について

令和7年度【中小企業省力化投資補助金】の主な変更点について

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2025/02/06

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経営 財務・経理

そもそも中小企業省力化投資補助金とは…

「中小企業省力化投資補助金」は、労働力の減少とそれに伴う人手不足の課題に対応するために創設されました。中小企業がIoTやロボット等の省力化設備を導入することで、業務の効率化と生産性の向上を図り、労働力不足の影響を軽減することを目的としています。これにより、企業の競争力を強化し、持続可能な成長を支援します。

今回は、そんな中小企業省力化投資補助金の令和7年度の大きな変更点を解説します。

 

①一般型の新設

まず一つ目の大きな変更点は、従来のカタログ注文型に加えて、一般型が新設されることです。
令和7年度の補正予算案の概要が発表され今年も予算額3,000億円と中小企業向けの補助金では大規模な実施が予定されています。

新設される申請枠は、従来枠とは違いオーダーメイドでの投資案件になっています。

従来は「カタログ方式」のみで、事前に登録されたカタログ製品の中から、省力化製品を選択する必要がありました。省力化や省人化につながる設備投資をしたくても、カタログに自社に必要な製品がなく、使いづらいと思っていた方も多いのではないでしょうか。

一般型では、カタログに登録されていなくてもこんな製品を使いたい!という形で、各企業が申請できるようになり、今まで以上に利用出来る企業が増えるのではと予想します。

一般型の1次公募は3月上旬に申請様式を公開し、3月中旬申請受付開始、3月下旬申請締切予定と発表されています。

 

なお本事業の申請には「GビズIDプライムアカウント」の取得が必要です。ID取得には一定の期間を要しますので、取得未了の方は、早めにGビズIDプライムアカウント取得手続きを行ってください。

※設備等の発注は交付決定前に行うと補助対象外となります。また、事前着手制度がない補助金では、仮発注、内示なども禁止されていますので、ご注意ください。

 

②カタログ注文型の一部変更

2つ目の変更点は、2025年2月28日(金)からカタログ注文型についても一部ルールが変更になることです。

主な変更点は下記2点です

・製造事業者からの招待不要で、販売事業者登録ができるようになります。

・補助上限額が、販売事業者の販売実績に基づき登録されるようになります。

 

中小企業省力化投資補助金は、人手不足に悩む中小企業の生産性向上を支援する重要な制度です。
今回の変更により、販売事業者登録の要件緩和や補助上限額の見直しが行われ、より多くの事業者が活用しやすくなります。

 

◆まとめ

今回の変更により中小企業省力化投資補助金は、企業にとってさらに活用しやすい補助金になっていくことが期待されます。自社のニーズに合わせた効率化や業務改善をこの補助金を使ってぜひ実現していきましょう!

 

公式サイト
https://shoryokuka.smrj.go.jp/

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