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【大阪府限定】大阪府新事業展開テイクオフ補助金に備えよ
【大阪府限定】大阪府新事業展開テイクオフ補助金に備えよ

下井 康太
行政書士
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2025/02/21
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経営 地域
大阪府新事業展開テイクオフ補助金の概要
【対象事業】新規事業 or 既存事業での新しい取り組み
【補 助 率】3/4
【補助上限】100万円
【経費費目】
①機械装置・システム構築費
②開発費
③専門家経費
④外注費
⑤知的財産権等関連経費
⑥広告宣伝・販売促進費
小規模事業者持続化補助金との比較
金額の規模感が似ているものとして、経済産業省の小規模事業者持続化補助金があります。ただ、大阪府内でビジネスされている場合は大阪府新事業展開テイクオフ補助金をオススメしています。
その理由は下記のとおりです。
ネットに関する経費に制約がない
持続化補助金ではホームページやLP、ネット広告、動画などのネットに関する経費については全体の25%というルールがあります。
ただ、大阪府新事業展開テイクオフ補助金では、このような制限がありません。そのため、ホームページに全額という申請などもできます。
広告費に全額でもいい
補助金では設備投資が必要な場合や、設備投資がないと通りにくいものがあります。
ただ、大阪府新事業展開テイクオフ補助金では、このようなルールもなく、私自身サポートしていく中で、広告費しか申請していない事業計画でも採択されています。
補助率が高い
小規模事業者持続化補助金は補助率が2/3に対して、大阪府新事業展開テイクオフ補助金では補助率が3/4とかなり手厚いです。
2025年度の動向
予算要求が大阪府のホームページに公表されています。
議会の承認を経て、事務局を公募してからの制度発表となります。
現段階(2025年2月21日)での情報では、
採択予定者:300者→600者
補助率:3/4→1/2
優遇事業:建設・運輸→建設・運輸・飲食・宿泊
となるようです。
補助率は下がってしまうものの、ネットに関する経費は使用しやすく、求人広告にも活用できるので、ルール変更があっても使いやすい補助金だと私は思います。
大阪府新事業展開テイクオフ補助金の相談について
私は制度開始から補助金申請のサポートに携わってきました。
応募申請のみではなく、実績報告のサポートもしているので、計画変更のジャッジポイントや経費や各種書類の審査観点も把握できています。
昨年の大阪府新事業展開テイクオフ補助金は応募数が増えたことにより、激戦の補助金制度になりました。
補助金申請は練れる時間が長ければ長いほど、採択可能性は上がります。
そのため、募集が開始されていない今の時点から事業計画を練っていくことで、採択に近づきます。
みなさんのご相談をお待ちしております!