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補助金申請で確認すべきこと5選

補助金申請で確認すべきこと5選

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2024/12/26

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経営 財務・経理

補助金の制度を理解するために

補助金は制度ごとに微妙にルールが異なっています。同じ国の補助金でも、同じ都道府県の補助金でも、同じ市町村の補助金でも異なります。

例えば、看板が補助対象になっていたとしても、A補助金では建物に引っ付けないといけない、一方B補助金では立て看板でないといけないなど。

なので、隣の芝生は青く見えるじゃないですけど、補助金を検討する場合は、その補助金を理解する必要があります。でないと、採択は難しいし、通ったとしても補助金が出なかったりします。

↓補助金のよくある失敗についてはこちらをご覧ください↓

※承認されてから、リンク貼ります。

 

補助金を理解するためにすること

初級編・中級編・上級編に分けて解説します。

 

初級編

チラシやリーフレットを確認する

→いつからいつまでが受付期間なのか、どんな費目があるのかを簡単に確認することができます。

 

中級編

公募要領や資料を確認する

→各費目でどんな経費が補助金の対象となるか、補助金を申請できる要件は何か、事務手続きはどんなものがあるのか、どんな観点で審査されるのかを確認することができます。

 

上級編

事務局募集の要項や交付規定を確認する

→どんな観点で事務局が審査しているのか、細かなルールを確認することができます。ここまで確認するのは、補助金のコンサルタントくらいです。余裕がある場合はここまでチェックすると理解が深まります。

 

補助金を理解するためにおさえるべきポイント5選

中級編の公募要領や資料は膨大なページ数・文字数があります。特に補助金額が大きい補助金の場合はものすごい量になります。

さらに役所が作る文章は難しく書いてあります。なので、読むのはすごく苦痛かと思います。そこで、その苦痛を和らげるために最低限ここだけは!という観点を補助金のプロの行政書士が紹介します。

 

①募集期間

締切がありますので、ご注意ください。締切が過ぎると受付してくれません。たいてい電子申請なので、エントリー画面が閉じられます。

公募要領公開から締切まで1ヶ月しかない補助金もあります。なので、日頃から情報を早くキャッチし、やりたい事業を整理しておくことをオススメします。

 

②事業実施期間

補助金の対象となる期間は決まっています。事業実施期間とは、契約・納品・支払をする期間です。契約だけ事業実施期間前にして、納品・支払を事業実施期間中に行った場合には補助対象外となります。

今考えている事業が事業実施期間の中に納まるのか、それまで待てるのかを総合的に判断する必要があります。

 

③応募要件

審査の土俵に乗れるのか、応募要件(条件)を確認しておきましょう。例えば、一般社団法人やNPO法人が申請できない補助金もあります。

また、最近のトレンドでは賃上げをしないと申請できないものもあります。

これらの条件を満たすことができるかはチェックしておきましょう。

 

④補助対象経費と補助対象外経費

どの補助金にも補助金の対象となる経費が決まっています。その補助金ごとに取り扱いも異なります。

前述のとおり、看板でも建物に引っ付いていたらOK、立て看板はNGとなっていても、他の補助金では建物に引っ付いていたらNG、立て看板はOKと逆の判断になることもあります。

なので、みなさんが考えている経費が補助金の対象となるのかどうかはここで確認します。補助対象経費は限定的にしか書かれていません。実際に例として記載がない内容でも認められることがほとんどです。

ただし、補助対象外については熟読してください。ここに含まれてしまうとアウトです。補助対象経費は解釈が広いのに対して、補助対象外経費は解釈が狭く、補助対象外経費にあてはまっていないかは最低限確認しておいてください。

補助対象外経費の主なもの

・パソコン

・事務用品

・仕入れ

・自社をPRするもの

・車

などです。

 

補助金の入金時期

補助金は後払いのキャッシュバック方式です。資金繰りがかなり大事になってきます。普段の経営に支障がないかを必ず確認しておきましょう。

採択(合格)発表がいつなのか、交付決定はいつなのか、いつから実績報告が提出できて、いつから補助金の請求ができて、どのくらいで補助金の入金があるのかを確認しておきましょう。

融資を受ける場合もどのタイミングで融資が受けれそうなのかを確認しておきましょう。ほとんどの場合は交付決定通知書が必要となります。

 

補助金の理解は大変です。

今回、ご紹介した内容はほんの一部で、最低限のお話になります。この補助金について専門家に相談したいなというときに事前に確認しておいてほしい内容になります。

実際に申請するとなると、この3倍以上の確認項目があります。

みなさん1人での申請はとても大変です。僕らのような補助金の専門家でも理解するために公募要領や資料を3周以上はしますし、各資料を横断して知識を整理させていきます。そのくらい大変です。

なので、みなさんが申請されるときは専門家に相談することをオススメします。HOJOJOの専門家はみなさんに寄り添いながら、補助金の採択の可能性やそもそも審査の土台にのるのか、経営に支障がないのか総合的に判断してアドバイスいたします。

一緒に補助金を有効活用していきませんか?

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